10センチの脂肪腫を日帰り手術で取った体験談

先週20年来肩にあった10センチくらいの脂肪腫の除去手術を受けました。

この手術を受けると決めた時や受ける直前に

「脂肪腫 手術」「脂肪腫 良性 悪性」「脂肪腫 手術費用」

などいろいろ検索しまくり、数は少なかったですがとても参考になったので私も今後この手術を受ける方の参考になればと思い今日はその体験談を書きます。

手術を受けることになったきっかけ

私の脂肪腫は「肩」にありました。

いつごろ出来たのかもわかりません。

気付いたらあったという感じでした。

現在26歳の娘に

「ママの肩のこの盛り上がり、いつごろからあったっけ?」

と聞いたら

「昔からそんな感じだったよ、私が幼稚園の頃ぐらいにはあったし。」

って言ってたのでたぶん20年位前からあるのではと思います。

でもそれが脂肪腫とはこれまでぜんぜん思ってませんでした。

どうしてかと言うと「脂肪腫」という病気の存在も知らずにもうもとも筋肉質だったので

「右肩と比べて少し左のほうが筋肉が発達しているな」

と思ってたくらいで気にしてなかったんですね。

ではなぜ脂肪腫と気付いて手術することになったかというと、

脂肪腫が出来ている左肩が昔から右と比べてひどくこっててよくマッサージとか行っていたのですが、引越しをしたときに近くに大きな整形外科があり、軽い気持ちでそこに行ってみました。

診察してもらったときに、その肩の盛り上がりをみた先生が、

「MRIを撮ってみましょう」と薦めてMRIをとった結果たぶん脂肪腫でしょう、それも10センチくらいあるからここでは処置できないから、これは総合病院で入院して全身麻酔で手術しないといけないですね。」

と言われたんです。

「筋肉じゃなかったんだ。。」

それを聞いて初めて自分が脂肪腫という病気で、しかもそれがすごく大きくて入院して手術しなければならないと知ってすごくびっくりしたんです。。

夫に話したら

「なんか左肩だけ異様に盛り上がっていると思っていた。」

と言ってたので、私は自分が昔からこういう体型だったからこの見た目に慣れていたけれど、客観的に見たらそうだったんだとなんだかショックを受けました。

それからネットで「脂肪腫」について検索してやっぱり大きな脂肪腫は手術して取ったほうがいいということになり、手術を受けることに決めました。

脂肪腫って何? 原因はあるの?

こういうふうにして見つかった私の脂肪腫ですが、脂肪腫って一言で言うと「脂肪のかたまり」なんですね。

ほとんどが良性なので小さいものならほおっておいてもいいみたいです。

でも今回手術して思ったのは「小さいうちに取っておいたほうが絶対いい」ということ。

ほんとに手術は大変でしたから。

ただ小さいうちだと気付かなかったり、そもそも脂肪腫って皮膚が膨らんでいるだけなので、

痛くもかゆくもないです。痛くもかゆくもないのにわざわざお金を払い体にメスを入れて痛い思いをするのは、やっぱり嫌だからみんな進んで手術を受けたいとは思わないですもんね。

脂肪腫と言われても経過観察とか放置している人も多いと思います。

私がかかっている別の病院(内科)の先生も「そのまましててもいいんじゃない?」と言ってたくらいですし。

それで原因ですがネットで調べてみると

「脂肪腫が出来やすい人」

  • 中年の女性
  • 太っている人
  • ストレスがある人

    と調べたらあり当たっている部分も結構あるので、大きくならないように食事に気をつけていれば少しは違っていたかもしれません。また30代半ばで「胆石」も経験しているのでできものが出来やすい体質なのかもしれないですね。

イージータブレット ターミナリア

でもやっぱりかなり昔に出来て、

長い時間でだんだん大きくなってきて40代~50代で大きくなり手術する人って多いみたいです。

何度も書くようですが私もこの大きさになっていたのって20代位だからだいぶ前です。

 

脂肪腫って悪性の可能性はある?

最初にみてもらった先生が

あまり大きい脂肪腫だと悪性の可能性もあるから、大学病院で手術してもらって検査したほうがいいです。」

と言われたように、大きさがある程度大きい(5センチ超え?)だと悪性の可能性が出てくるとネットではあって、すごく心配でした。

でも私が実際に手術を受けた形成外科の先生(50代)は 

「これまで手術して1回も悪性の人はいなかった」

と言ってたので大きいからと言って悪性の可能性ってあまり心配しなくてもいいのではと思います。

と言っても私も良性とわかるまではかなり心配しましたが。

ネットでは「短期間にどんどん大きくなる」と心配とか、

「出来ている場所が深いと心配」などいろいろ書いてあるのでそれが当てはまっているとやっぱり気になりますよね。

私も出来ている場所が結構深いところだったのでそれがとても気にかかっていました。

先生が「ネットで調べるとみんなすごく暗くなるから調べないほうがいいですよ。」

と言われたけどやっぱり調べて暗くなって、そして良性とわかってほっとする。」ということになりました。

こればかりはほんとに結果が出るまでわからないのですが、ほんとに脂肪腫はほとんとが良性みたいです。

だからこれからもし手術受ける人がいたらそんなに心配しなくてもいいかなと(でもやっぱり心配しますよね)

脂肪腫の手術はどこでする全身麻酔?費用は?

実は最初に整形外科で診察してもらったのは2年前なんです。

その後やっぱり全身麻酔ということで仕事もあるし子供の受験もあったのでそれがひと段落してから手術しようと思って2年間放置していました。

それと整形外科では

「脂肪腫が大きいから大学病院で入院して手術する」ことを勧められましたが、

その後以前から通っていた形成外科で診察してもらってそこの先生が「大丈夫、局所麻酔でここで日帰り手術できるよ」と言ってくれてそこで日帰り手術することに決めました。

この病院は製薬会社の知り合いの方の紹介で最初は美容の目的で通っていました。

脂肪腫の手術も日ごろからたくさんされているみたいで、先生は慣れてて、私が診察してもらった日もおでこに出来た大きな脂肪腫を取っていた患者さんがいたので、

「この先生に手術して取ってもらおう」

と決めました。

脂肪腫の手術は結構形成外科ではよくさてれいる手術みたいなので、

もし「どこで診察してもらおうか」とわからなかったら近所で評判の良い形成外科を当たってみるのがいいと思います。

いよいよ手術

自分の肩の盛り上がりが「脂肪腫」と判明するまで20年くらい、
そして脂肪腫と診断され手術を受けようと思って手術の説明までしてもらってから手術の予約を入れるまで2年かかりやっと手術をすることになりました。

子供の受験も終わり、入学式も参加し、さあ手術を受けようと思って2年ぶりに形成外科を受診、その時は「2年もたってるからまたMRIを受けなきゃいけないのかな」と思ってました。

でも先生が触診してあっさりと「手術しましょう」となり1ヶ月後の5月中旬に手術の予約を入れました。

手術当日とその後の経過

主人と一緒に病院に行きました。

手術は15時からで手術室に入ってから看護師さんがトイレに行っておいたほうがいいですよ、と言われトイレに行ったり、エコーを撮ったりで、実際の手術が始まったのはたぶん20分くらいたってからだと思います。

まず脂肪腫の周辺に麻酔の注射を4箇所~6箇所くらい打ちました。チクッてするくらいですよーと言われたとおり、ほとんどはそんなに痛くはなかったですが、1箇所結構痛かったところがありました。

それが終わったら「ここ痛い?」などと聞かれそれから手術が始まりました。

最初は「30分くらいで終わるかも?」と言われた手術ですが、私の脂肪腫は結構深く、取り難い場所に数箇所あったみたいで、

手術中も「今日は結構時間かかってる」とか「なかなか取れない」とか先生や看護師さんが言ってました。

手術自体は痛くはなかったのですが、何かをひっぱっている感覚がすごくありました。

手術時間が長引いていて先生が

「きつかったら途中で休んでもいいんですよ。」とか「痛くなったらすぐに麻酔を追加するからね。」と言ってくれて、途中で痛くなったので麻酔を1回追加しました。

あと局部麻酔なので先生がリラックスさせてくれる目的なのか世間話しをしたりもしたけど、先生がやたらと看護師さんに

「モスキートを下さい」

と言ってたのがすごく印象に残って

「えっ、蚊?」とか手術中に気になったり

(あとで調べたら「鉗子」の意味だったみたい。)

rawpixel / Pixabay

結局手術が終わったのが17時すぎだったので1時間半はかかったのではないかと思います。

待合室で待ってくれてた主人も「手術してる間にどんどん外来の患者さんが来て、看護師さんが

「今日は手術が長引いてて、、、」と説明してたよ。」と言ってたし、後から看護師さんが「普段の倍の時間がかかりましたね。」

と話してたので、私の手術は普通より大変だったんだなと思いました。

受けている私は「そんなに時間がかかってたんだ。」と思いましたが

手術費用途中で

「時間はかかっているけど順調に進んでいますよ。」

と先生が言ってくれたし、手術の終わりでは

「ちゃんと取れましたよ」と話してくれたのでひとまず安心しました。

看護師さんが取れた脂肪腫を見せてくれましたが、私の脂肪腫は思ったより小さくて3個くらい白いものでした。肩の見た目からは10センチくらいあるのではと言われていましたがほんとに結構小さくてびっくりしました。

帰る時に支払った金額は27300円でした

ネットで調べて15000円くらいかなと思ってたので、思ったより費用がかかったけどそれより手術が長引いて、でもちゃんと取れた安堵感があり

先生、ほんとにこの取れにくい脂肪腫を取ってくれてありがとう。」 

という思いでいっぱいでした。

(保険から給付金も出ると思うし)

その日は肩から包帯をぐるぐる巻いて動かさないようにということで、見た目骨折か何かした人みたいな感じになりました。

翌日に消毒をしにまた病院、

そして1週間たった今日まで4回くらい通院して、今日抜糸、そして「良性」ということがわかりほっとしました。

手術後どれくらいしたら普通の生活ができる?

手術後1週間たち、抜糸も終わったけどまだまだ傷は残っているし、動かしたり触ると痛いし、手術した周辺が内出血していて見てても痛々しいです。まだまだ普通どおりの生活はできませんが、経過は順調ということでした。

ただまだまだ普段どおりの生活は出来ないです。思ったよりも手術後のダメージが大きくてシャワーを浴びるのにもおそるおそるやっているし、料理を作るときや洗濯物を高いところに干すときも不自由を感じます。

しばらくは左手は高く上げたりバッグを左にかけたりしたらよくないみたいです。

また私はもう50代なのでそんなに思わないけど、もしこれが若かったら傷跡が残ることがすごく気になるんじゃないかと思います。結局13針も縫ったからですね。。

現在仕事はフルタイムではないので大丈夫でしたが、もし私くらいの脂肪腫の手術をしするとしたら

3日間は仕事を休んで、その後も1ヶ月くらいは力仕事とか長距離の運転は避けたほうがいいと思います。

こう考えると脂肪腫ってほとんどは良性とはいえ、手術の大変さ、費用、その後の経過など早めに手術したほうが絶対いいと思いました。まあでも私は「気付いたらもう大きくなってた」のですが。

小さい状態で脂肪腫に気付いたら簡単に局所麻酔で手術できるときにやってたほうがいいかなと思います。

(追記)現在手術から2週間たち、こんな感じです。

まだまだ傷跡も結構目立ち内出血もあります。脂肪腫 手術後

まとめ

・脂肪腫の手術は大きくなる前にしたほうがいいです。

・脂肪腫の手術自体は痛くないです。またMRIで一応見ていても、深いところにあったり取れにくい場所にあったりして手術時間が長引くこともあります。

特に長期間放置していた脂肪腫は手術に時間がかかることがあるそうです

・脂肪腫の手術後の抜糸までは結構痛かったり動かせなかったりするし、通院もこまめに行く必要があるので手術後1週間くらいは仕事を休んだり、通院のため早退できるようなゆっくりできる環境が必要です。

・良性か悪性かわかるまで1週間くらいかかります。分かるまではやっぱりドキドキ心配でした。ほとんどが良性みたいです。

これから手術を受けようかどうか迷っている方がいるかと思います。

受けるまでは私も時間がかかりましたがやっぱり受けて良かったと思うので、

タイミングのいい時に思い切って手術を受けたほうがいいと思います。

脂肪腫が自然になくなることはないみたいなので。

 

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